ABOUT NLP
NLPとは?
NLPは1970年の初期に、アメリカのカリフォルニア大学の言語学助教授のジョン・グリンターと、心理学科の学生だったリチャード・パンドラーの研究から始まりました。
2人は、3人の天才的といわれる心理療法家の治療時の行動パターンを研究しました。3人は非常に異なった性格の持ち主であったにも関わらず、驚くほど似かよった行動パターンを使っていました。研究していたパンドラーとグリンダーはこれらのパターンを集め、
① 効果的なコミュニケーション
② 個人の変容のために
③ 学習の促進のために
④ 人生をもっと豊かにするために
のモデル(やり方)を作りあげました。
そして、1975年から77年にかけて4冊の本を出版し、この研究の体系をNLP(神経言語プログラム)と名付けました。
今、NLPは世界にどんどん広がっています。
最初は、カウンセラーやセラピスト達が活用していましたが、現在は医療分野、スポーツ界、教育界、ビジネスの世界でも活用されています。活用のされ方は様々です。※参考文献「NLPのすすめ」
・カウンセラーが個人カウンセリングに活用
・コーチが選手を育成する時に活用
・教員が生徒の指導や関わり方に活用
・セールスマンがお客様との関わり方に活用
・医療職が患者様との関わりの中で活用
では、なぜNLPは使い勝手のよい道具などといわれるのか?
NLPから得られること
コミュニケーション能力が高まる:
NLPを学ぶと、相手への理解がこれまでのより深まり、コミュニケーション能力が高まります。セミナーでは、「相手と自分が使っている地図が違う」というNLPの前提を、心から理解するからです。たとえば、同じ映画を見に行っても、ある映像場面をよく覚えている人、あるセリフが忘れられない人、
どんなシーンかは忘れたけど、その時の感動したドキドキした感じを覚えている人といった具合です。このように、どのように違う地図を使っているかをNLPでは詳しく学習します。そうすると、相手への理解が深まり、よりコミユニケーション能力が高まります。
相手や自分のパワーアップ:
ある調子が出ない営業マンは、不調の原因は「お客様が勉強しているから」と話していました。あまり勉強していない、素人のようなお客様を探してもなかなかいません。どんどん成績はさがりました。その営業マンがNLPを学びました。そして、自分が一番発揮した場面を思い出した時、「あの時、もっとお客様の話を聞いていた。もっとお客様の話を聞けばいんだ」と気付きました。この時の営業マンの笑顔が忘れられません。その後その営業マン、どんどん成績を伸ばしました。
NLPでは、本人はリソース(資源)をすでに持っている。それを思い出す手伝いをするのがNLPでありプログラマー(一般的にはカウンセラー)だと考えます。NLPはもっと力を発揮したい人が本当によく学んでいます。 アメリカや日本で、プロのスポーツ選手やコーチがNLPの考え方を使っています。コーチングもNLPから生まれました。
難しい相手とも良い関係を築ける:
相手と良い関係を築きたいと思っている時も、NLPは力を発揮します。NLPを学んだ塾講師の体験です。不登校の生徒の家庭教師をしていた時、NLPのマッチングの考え方をやり方で関わったら... 、いつも黙っているその生徒が、どんどん話すようになったそうです。
その日生徒のお母さんから、「子供がとても元気になった先生どうやったの?私にも教えて」と感謝の電話がかかってきたそうです。